- mokumeosteopathy
足に理想のカタチはない
インソールをたまに作成します。
足型をとってアーチを高くしてっていうやつじゃなくて、その人の歩き方や、椅子からの立ち上がり方を評価してどこに凹凸をつけたら楽に動けるかを調べていくものです。
評価が終われば、ゴム板を削って数ミリ単位で凹凸をつけていく、職人さんみたいなことをします。
というより完全な職人です。
たまにお客さんで他所で作ったけど、あんまり良くないからってもってこられる方がおられます。
で、そんな場合そこそこの確率で、一般的に言われているような"アーチを高くする"のとは逆に、アーチを潰す方が功を奏する事があります。
人それぞれ体格や運動習慣、身体の使い方のクセなど全く異なるので、一つの形に寄せて行くだけでは良くならないんでしょう。
まあ大体の人は、アーチを高くしてあげた方がいいとは思うのですが。
理想のカタチは有るのでしょうが、そこに全ての人が当てはまるほど、人間の身体は単純じゃないんですね。